私が日本株に投資しない理由。日本株に未来はないのか?

私のアセットアロケーションは先進国株式インデックス+南アフリカランドで、日本は投資先に含まれていません。

なぜ日本に住んでいるのに、一番身近な日本株に投資しないのか?
理由はシンプルで『日本の未来を信じていないから』です。

「日本の未来を信じないとは、なんてことだ!けしからん!」

と怒られるかもしれません。

しかし、日本という国は、誰がとう見ても『少子高齢化』『人口減』という足枷をかせられています。

移民への高いハードル、年金問題、増税…
こと経済・国家運営に関しては、致命的なまでに問題が山積みです。

今回は、私が日本株に投資しない理由、もとい日本の未来を信じていない理由を紹介します。


2025年の日本は4人に1人が後期高齢者の超高齢化社会

2025年、日本は、世代人口において最も多い800万人と言われる団塊の世代(1947~49年生まれ)が後期高齢者(75歳以上)となり、日本の4人に1人が高齢者になるという『超高齢化社会』に突入します。

65歳以上の高齢者数は2040年ごろまで増え続け、一方で人口は減り、労働者人口が激減。
日本の人口は2050年には、3300万人減少。1億割れの9515万人となります。

▼ 国勢調査による人口推移の試算表

日本はGDPの約8割を内需に頼っている内需国であり、人口が減るという事はすなわち内需の縮小=経済力の低下を意味します。

経済にとって金回りは血液のようなもの。それが人口減少と高齢者の増加によって滞れば、あっという間に国の経済力は落ちてしまいます。

本来であれば、少子高齢化対策として子持ち世帯を優遇する政策を打たなければいけませんでしたが、残念ながら政府は後回しにし続け、いよいよ対策の打ちようがない段階まで来てしまいました。

移民政策という手もありましたが、英語が第一言語のアメリカやオーストラリア、イギリスなどと違い、日本語の難解さはハードルが高く、わざわざ日本語を苦労して学ぶくらいなら英語や中国語を学んでアメリカ・シンガポールで働く…と、移民にもそっぽを向かれるようになってしまいました。

いくら東南アジアの人々から見て、日本で働くことで高給が得られるといっても、応用が効く英語のほうが良いですし、これから沈没していく将来がない国で働こう…とは思わないでしょう。

厳しい言い方になりますが、日本は世界で一番最初に少子高齢化対策をどんどんやるべきだったのに、負担増を避けて曖昧な政策でにごしてきた結果、超高齢化社会への突入を余儀なくされました。

現在のところ、少子高齢化に対する明確な対策は世界でも存在しておらず、アメリカなどの移民国家でない限り人口減・高齢化は避けられない状況です。

そして、一番最初に超高齢化社会に突入するのは日本。
今のままでは、国の経済力が落ちていくのは目に見えています。

年金は既に破綻決定。75歳から支給開始に?

そして少子高齢化社会の最も大きなデメリット。それが年金問題です。

年金は、そもそも現役世代の収入で老人世代を支える…という仕組みです。
もらう側の老人世代が多くなれば、破綻は確実。増税でその場しのぎは出来ても、限界があります。

最近では『年金支給は75歳から』というスローガンすら国会で出されており、支給年齢を上げることで破綻していないと言い切る戦略に政府は打って出ています。

・年金受給開始「75歳とか…」 内閣府の検討会で意見:朝日新聞

この年金の不足を何とか後回しにしようと、消費税をはじめとした税金を増税しており、もはや自転車操業です。

現時点で年金を精算しようと思っても、その額は300兆円を超えているので、実質不可能。

ねずみ講のように、だらだら引き伸ばして『貸し倒れ』させるしかないのです。

この年金不安と増税不安が、日本にデフレの影を落とし、人々の消費を阻害していることは言うまでもありません。
人口が増加しており、年々インフレによって賃金と物価が上がり、未来が明るければかつての日本、今の中国のように『イケイケ』で経済が回っていました。

ですが、もはや日本は成熟し、これから徐々に落ちていく国なのです。
ソフトランディングならまだマシですが、ハードランディングになった場合は、経済はずたずたになるでしょう。

日本株はバブル時代の日経3万を超えられない

日本株の推移を見れば分かるように、日本株は横ばい~上下しながらも、ピークであった日経3万円を超えられていません。

アベノミクスこと量的緩和によって何とか日経2万円を超えましたが、これは日本経済そのものが良くなって株価上昇したのではなく、量的緩和によるドーピング効果です。

市場は歪められ、中国を笑えない政策株価となっており、健全な市場ではありません。

短期的には上下するでしょうが、長期で見ると、とても経済成長を信じて日本株には投資は出来ないでしょう。

それならば、移民とイノベーションによる経済成長で年2%のインフレを確実に達成しているアメリカなど、海外の投資に投資した方がずっと得です。

日本という国は嫌いではありませんが、心中する気はありませんし、政府が今後、画期的な打開策を打ち出せるとも思っていません。

むしろ一層の増税と、年金不安がつのる…と私は暗いシナリオで考えています。

だからこそ、私は日本株には投資せず、先進国株式インデックス+南アフリカランドに投資をしているのです。

・先進国株式インデックス+南アフリカランドの投資で年利回り10%を目指そう

中期トレードであったり、有力な個別株への投資で稼ぐなら日本株もありですが、長期保有という条件ですと、いまいち日本株に投資する気は起きません。

日本株に投資をするな!とは言いませんが、日本株は中級者向けである事を覚えておきましょう。

ボラティリティも高く、アメリカがくしゃみをすると大きく暴落するのが日本株です。よほど惚れ込んだ企業の株でない限り、保有したいとは思いません。







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