一番手間のかからない投資は積立投資。その理由と根拠を紹介します

投資を少しでも経験したことのある人なら分かると思いますが、投資はかけた手間暇と成果が必ずしも結びつくものではありません。

どんなに会社の業績や決算を調べて有力な個別株に投資しても、内部不正や業績悪化によって含み損を抱えてしまう事はありますし、FXトレードの勉強をして短期売買で稼ごうと躍起になっても、大損をしてしまい退場…なんて事も多々あります。

「短期間で儲けたい」
「1年で資産を2倍にしたい」
「早く金持ちになりたい」

など、短期での利益を求めてアクティブな投資をすると、目標に見合ったリスクを背負う事になるので、精神的にかなり消耗しますし、よほど投資の神様に愛されていない限り勝率は五分五分です。

私は投資を10年やっていますが、アクティブに投資をして、損益に一喜一憂したり、莫大な損失を抱えて夜眠れなくなるくらい悩むような投資は『ただのギャンブル』である…ということが身にしみて理解出来ました。

投資の本質は『極力、手間をかけずに、お金に働いてもらう』という考え方です。

そして、その本質を捉えた最も手間がかからない投資が積立投資です。

今回は、なぜ積立投資が最も手間がかからない投資なのか理由を説明します。


投資にかかる手間の種類は『選択』と『タイミング』

投資において、最も投資家の負担となる要素が選択とタイミングです。

選択は

・どの投資商品に投資すべきか?
・利益確定すべきか?
・損切りをすべきか?

という事。

タイミングは

・いつ買うべき(追加購入すべき)か?
・どれくらい値下がりしたら買うべきか?
・いつ売るべきか?(いつ利益確定をすべきか?)

という事を示します。

アクティブに投資をしている場合、必ず選択とタイミングに苦しむ事になります。

例えば、短期間で2倍になっている中小株を見つけて「これは、まだまだ伸びる!買いだ!」とその株を『選択』して、もしそこから株価が急落して30%の含み損を抱えてしまったら、どうしますか?

「ああ、どうしよう。なぜ私はあの株を選んでしまったんだ」
「どうして高値のタイミングで買ってしまったんだ」
「どうしよう…損切りすべきか。それとも値上がりを待つべきか」

などなど、含み損が出れば、どの選択をすべきか悩み、苦しむ事になります。

仮に含み益が出ていても同様です。

「もう十分に高値だから、ここで利益確定すべきか?」

「まだまだ株価は伸びそうだし、追加購入しようかな。でも今すべきか?次に暴落した時でいいんじゃないか?」

などなど、アクティブ投資ですと儲かっても損しても手間暇はかかります。

積立投資は『タイミング』の手間を消してくれる

一方、毎月決まった額を自動で積立てていく積立投資は『いつ買うべきか?』というタイミングを消してくれます。

最初に1年で投資する金額を決めておけば、後は勝手に積立てていくので「いつ買おうか」なんて悩む必要はありません。

また、積立投資ですと『ドルコスト平均法』の法則が働くので、暴落があっても平均購入単価を平らにならしてくれる効果があります。

・ドルコスト平均法とは?やり方と長期投資にオススメの理由を紹介

暴落して投資してる商品の価値が落ちても『安く買える』という事になりますし、高値になれば『含み益が増える』とどっちに転んでもメリットがあるのが積立投資の強みです。

もちろん、底値で一括投資をするのが最強の投資タイミングですが、いつが底値なのか?なんて誰にも分かりません。

底値だと思って買ったら、さらに暴落した…なんて事になったら、それこそ精神的にキツくなります。

積立投資は、購入タイミングにおける自分の『意志と選択』を放棄することで、精神的なダメージとタイミングの手間暇を省略出来るのです。

ちなみに、一括投資と積立投資はどっちが得か? という点については、実はどっちも同じ…という結論が出ています。

右肩上がりなら一括投資が強いですし、暴落を挟むなら積立投資のがトータルリターンが大きくなります。
株価や為替がどう動くかなんて誰にも分かりませんから、リターンに関して言うと、どっちも変わり映えしません。

ただし、一括投資の場合はタイミングを自分で選ばなければいけないので、心理的な負担はあります。

積立投資は自動ですから、そういった負担を取り除いてくれるのが大きなメリットです。
(積立額などを決める、積立する商品を決める時は負担になりますが、最初だけです)

長期投資と積立投資を組み合わせれば、さらに手間がかからない

積立投資は、基本的に長期投資と組み合わせる事で真価を発揮します。

長期投資とは、いわゆる放ったらかし投資ですね。
バイ・アンド・ホールドによる長期投資、と言い換える事も出来ます。

購入したら、5年~10年、あるいは20年単位で保有する戦略です。

世界経済の成長を見込んで、じっくり投資を続けることで、最終的に育った果実を収穫するのです。

日本は長期デフレにより成長を味わう事が出来ていませんが、世界規模で見ると、経済力&人口は右肩上がりで拡大を続けています。

中国が一気に先進国クラスの経済力を得たように、途上国が経済力を持ち、経済全体が大きくなる…というのが現在の資本主義ですから、世界の株式や債権に投資していれば、おのずと利益を得ることが出来るのです。

中国の次はインド、マレーシア、カンボジア、南アフリカなどが経済発展すると期待されています。

余談ですが、私は南アフリカが次の経済発展国と考え、南アフリカランドに投資しています。南アフリカへの投資方法は下記の記事を参考にして下さい。

・南アフリカランド投資で稼ぐ方法

ともあれ、長期投資+積立投資の手法を取れば、短期間で大金持ちになる事は出来ませんが、その代わりに世界各国の成長と共に利益を増やしていく事が出来るので、安定したリターンを狙える点がポイントです。

さらに分散投資を行うことで、リスクを減らすと同時に「どの株(商品)を買うべきか?」という選択の手間も減らす事が出来ます。

分散投資にうってつけなのが、私が保有している先進国株式インデックスのようなインデックス投資信託です。

インデックス投資は、世界各国の株や債権にそれ一本で分散投資出来るので、非常に効率的です。

・インデックス投資とは|長期投資におすすめの分散投資を詳しく解説

おすすめは先進国株式インデックスです。先進国株式インデックスは、MSCIコクサイインデックスをベンチマークとしたインデックスで、年利回りは平均3%~7%と高めです。

MSCIコクサイインデックスについては下記の記事を参考にして下さい。

・MSCIコクサイインデックスとは?構成される国と割合を解説

先進国株式インデックスは、日本の証券会社も積立投資を推奨しており、各社、手数料無料で積立投資を行えるようになっています。

またインデックス投資信託の購入は500円から可能で、非常に敷居が低くなっています。

真の不労所得を投資で得たいなら積立投資が最強です

本当の意味で『不労所得』を得たいのであれば、積立投資が最も適しているでしょう。

投資は、どうしても買う時・売る時にストレスを感じてしまいます。

「本当にこれでいいのか?」と悩んでしまうと、それだけで『お金に稼がせる』という投資の本質から逸れてしまいます。

投資する商品やアセットアロケーションを決める時は、さすがに手間暇から逃れることは出来ませんが、一度、決めてしまえば積立投資は自動で投資をしてくれるので、大幅に手間を省くことが出来ますよ。

「何にどれくらい投資したら良いか分からない」という方は、下記の記事を参考にして下さい。

投資歴10年の私が選ぶ投資先や、考え方を紹介しています。

・先進国株式インデックス+南アフリカランドの投資で年利回り10%を目指そう







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