毎月コツコツ貯金をしてもお金は増えない!銀行に預けるより資産運用を優先すべき理由


「毎月コツコツ貯金をして、老後やいざという時の備えにしよう!」

という堅実な人は多いですね。

定期預金や学資保険を使って、貯金額を増やしていくことは悪い事ではありません。
しかし、それで一安心かというと、そうではない…と私は思っています。

特に、投資を一切せず、貯金だけを頑張っている人ほど今後は損をする可能性があります。

「貯金だけをしていると損するってどういうこと?」

と思う方もいると思うので、今回は貯金だけだと損をする理由について紹介します。


貯金100%という事は資産をすべて日本円で持つという事

皆さんは、日本で生活しているのですから、当然、貯金は日本円で行っていますよね。

もし、円安が進んでインフレになったら、その貯金の価値はどうなると思いますか?

インフレというのは、通貨の価値が下がって物価と賃金が上がる経済の流れですから、当然、貯金の価値は減ります。

缶ジュース一本100円だったのが、150円に上がったら、それは物の価値が上がった、あるいは通貨の価値が落ちた…という事になりますね。

適切なインフレの場合、物の値段と連動して賃金も上がるので、生活が急に苦しくなる…という事はありませんが、今までの貯金の価値はどんどん落ちてしまいます。

貯金100%で投資は一切しない、という手法はこういったインフレによるデメリットをまともに受けてしまうのです。

逆にデフレの場合は、貯金の価値は上がります。

デフレと円高はセットですから、物の価値が下がる=通貨の価値が上がって生活が楽になります。もちろん賃金も下がるので、国の経済状態としては厳しいものになります。

ただし、デフレは基本的に国や政府が最も避けたい経済状況ですから、各国は躍起になってデフレ回避のために動いています。

日本は長年、民主党政権で円高デフレに苦しみました。

しかし、いま日本はデフレ対策である金融緩和を行い、インフレを目指して貨幣を市場にどんどんバラまいています。

長らく続いたデフレから抜け出すためにかじを切ったので、今後、円安トレンドは長く続くと思われます。

仮に金融緩和の効果がいまいちでも、最後は移民受け入れ等の政策を行い、デフレ脱却に取り組むでしょう。

また、インフレに至らずとも、日本ではより恐ろしい事態が起こる可能性もあります。

それが物価が上がって賃金が下がる一番最悪の経済状況「スタグフレーション」です。

世界人口は増えており、石油をはじめとしたエネルギー資源や食料の需要は増えています。

そうなると、世界の物価は必然的に上昇していき、日本がいくらデフレしても物価だけがつられて上昇していく…という局面に差し掛かってしまうのです。

例えば、いま発展途上国と呼ばれている南アフリカが、このまま人口増加を続け、その労働力を武器に中国のように経済大国に発展した場合、当然ですが南アフリカの人々は良質な食料を買い求めます。

そうなった時、食料の値段はどうなるでしょうか? 豊かになった南アフリカの人々が、高い値段を払ってでも輸入を行えば、必然的に日本も高い価格で食料を輸入せざるを得ない状況になりますね。

かつてはマクドナルドのハンバーガー1個65円だったのが、80円、100円と上がっていったように、今後ハンバーガーが1個500円、1000円と値上がる可能性は十分にあります。

世界各国がインフレにより経済拡大していき、なおかつ日本政府がインフレを目指し貨幣をバラまいている以上、ここからデフレに戻る…とは考えにくいです。

ともあれ、日本円の貯金だけですと、インフレとスタグフレーションという2つの経済的リスクに対応出来ず、価値を減らしてしまう危険性があるのです。

もう1つの不安材料は、預金金利の低さと年金問題です。

預金金利が低い日本では貯金をしても増えません

日本は世界に比べて政策金利が非常に低いです。

政策金利が低いということは、銀行の預金金利も低いということ。

昔は預金の利息が年1%以上ついていたのに、今では利息金利の高いネット銀行でも0.1%前後が限界という有様です。

お金を銀行に預けていても、年0.1%しか増えないのでは、どうしようもありません。

さらに、追い打ちをかけるように、日本は年金問題を抱えています。

体力がなくなり、働けるかどうか分からない老後は、基本的に年金がセーフティネットになります。

しかし、少子高齢化によって年金財源が厳しい日本では、年金の切り詰めが今後ますます行われることは明白です。

国会では年金受給開始年齢を75歳まで引き上げる案も出ており、ほとんどねずみ講に近い状況です。

老後のために3000万の貯金が必要…と言われていますが、普通に貯金を続けて3000万貯めるのは至難の業ですね。

おまけにインフレが進んで円の価値が下がっていれば、3000万でも足りないかもしれません。

それに加えて、増税が予想されます。

消費税のみならず、社会保険料や介護保険料、医療費の負担など、あらゆる増税が行われるでしょう。

だからこそ、せめて貯金の半分を資産運用に回して、年3%~年10%ずつ増やしていく必要があるのです。

インフレや円安の利点は、株や外貨を持っていればその価値が上がるという点です。

つまり投資をしていれば、資産の目減りを避ける事が出来るのです。

投資というと、日本人は「損をするもの」「博打やギャンブル」と思っていますが、実は資産防衛のための1つの手段に過ぎないのです。

もちろん、かつての私のようにハイレバレッジをかけた短期売買のようなハイリスク・ハイリターンな投資を行えばギャンブル的要素は出てきます。

しかし、豪ドルや米ドルによるスワップ投資。先進国インデックス+南アフリカランドといった分散投資や比較的、リスクの低い投資を選べば、安定して資産運用をすることが出来ます。

下記の記事にて、投資歴10年の私が、投資初心者におすすめの投資法を紹介しています。

・先進国株式インデックス+南アフリカランドの投資で年利回り10%を目指そう

投資をしない、というのも1つの選択肢ですが、投資のやり方を知っていてやらないのと、投資がよく分からないからやらないのでは大違いです。

投資は自身の資産を守る手段です。

金利の低い銀行に預けっぱなしにするのではなく、緩やかにインフレしている海外に投資をして、コツコツ増やしていきましょう。

年3%ずつ資産を増やしていけば、10年後、20年後に大きな差になります。

将来のために貯蓄…ではなく、これからは資産運用で回していくのが正解ですよ。







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