アリババ株への投資について。今の株価は割高?将来性は?

どうも!投資家のゼウスGです。

経済成長が著しい中国ですが、その中でも『Amazon最大のライバル』と呼ばれている巨大中国企業。

それがアリババ・ホールディングス(BABA)です。

アリババは、中国IT銘柄御三家の1つで、検索エンジン大手の百度(バイドゥ, BIDU、SNSとゲームの世界最大企業である騰訊(テンセント)と並ぶIT起業ですね。

2014年にNY市場で上場した後、チャイナショックで株価を落としつつも、その後は破竹の勢いで株価を上昇させています。

そんなアリババ株ですが、投資する価値はあるのか?
将来性はどの程度あるのか?

銘柄分析をしていきたいと思います。


アリババの強みは世界最大のIT人口(中国人)へのアクセス

世界のインターネット人口2位は中国人です。

2位がインド、3位が米国…という割合になっているのですが、今後は中国とインド市場を制するものが次のIT市場を制す、とも言われています。

アリババは、中国ではAmazon以上に浸透しており、中国におけるEコマース部門ではアリババ一強となっています。

中国は共産党の強い制約があり、GoogleやAmazonといった外資系IT企業は安易に参入する事が出来ません。

金盾と呼ばれるネット閲覧制限のファイアーウォールが未だに存在しており、中国では政府による情報操作は当たり前となっています。

そのため、世界最大の市場である中国人に問題なくアプローチできるアリババは、Amazon、Googleを脅かす巨大IT企業と言えるでしょう。

アリババは、アメリカにも進出していますが、その目的はAmazonを倒す事でなく

「あくまで米国に住んでいる中国人が利用するサービスを提供する」

と差別化を打ち出しており、徹底して中国人向けにビジネスを特化させています。

中国と南アフリカで台頭するアリペイが強すぎる

しかし、アリババの最大の強みはEコマースではありません。

モバイル決済である『アリペイ』Alipay(支付宝)です。

アリペイの仕組みについては、下記の記事が詳しいので参考リンクとして置いておきます。

・中国で爆発的に普及するアリペイのすごさに迫る

中国では人民元の価値があまり信用されておらず、また偽札も多いため、庶民の間ではモバイル決済がもの凄い勢いで普及しました。

アリペイは、そんな中国におけるモバイル決済の実に55.4%のシェアを獲得しています。
ライバルのテンセントが打ち出すウィーチャットペイ(TenPay/WeChatPay(財付通))を超えて、シェアの半数を押さえました。

アリペイは中国のみならず、中国が今投資を集中させている南アフリカでも台頭し初めており、その他にも台湾などで存在感を増しています。

南アフリカは私も投資しており、今後、最も経済成長と人口増加が期待出来る国です。

・南アフリカの経済発展が期待できる4つの理由

・南アフリカランドでスワップ金利を稼ぐメリット・デメリット。南アフリカランドの投資価値は?

モバイル決済サービスはアップルペイなどが有名ですが、中国圏ではアリペイが非常に強く、今まで米国一強だったモバイル決済のシェアにおいてアリババはかなりの強さを見せていくでしょう。

中国は、IT分野において、もはや米国のシリコンバレーに追いつく勢いで成長しています。
共産党もITで妥当米国を政策として考えており、政府の後ろ盾があるアリババは、米国のIT企業にとって脅威となっています。

アリババは収益性が高く今後はアリペイのマネタイズが勝負のカギ

アリババは利益率が高く、キャッシュフローも非常に安定しています。

アリペイはまだまだ収益化出来ていませんが、シェアを確保すれば決済サービスは手数料で安定した利益を生み出すので、今後、南アフリカや台湾などでアリペイがどこまでシェアを伸ばせるかがカギになりそうです。

2016年頃から機関投資家の買いが入り始め、成長銘柄として株価も右肩上がりになっています。

▼ アリババ株価 2014~2017年

アリババは2020年までにGMVを110兆円。利用者20億人達成を目標として掲げており、この勢いが続けば問題なく達成出来るでしょう。

経営者であるジャック・マーは孫正義も認めた凄腕経営者であり、彼がアリババを率いている限り(中国経済の減速があっても)株価と企業価値は上がっていくと私は見ています。

中国は特殊な市場で、政府である共産党に逆らうと一発アウトという社会主義的な面を持っています。

アリババは、政府の協力を得つつ、見事に舵取りをしている…という印象ですね。昔であれば中国企業への投資は「政治不安によってネガティブサプライズがあり得るかも」という不安があったので手を出しませんでした。

しかし、今の共産党は妥当米国、経済成長を掲げているので、中国最大のIT企業であるアリババを突き放すことはもう出来ないでしょう。

株価はだいぶ上がってきていますが、GoogleやAmazonの株価を見れば分かる通り、成長性はまだまだ織り込んでいないと思われます。

私はアリババへの投資は有益だと考えて、NISA枠で購入済みです。
最低でも2023年までは保有するつもりです。

ポイントは、アリババは中国共産党にとって「too big to fail(大きすぎて潰せない)」企業になっている事です。

ロッキード・マーティンと同じく、政府という巨大な権力にグイグイ食い込んだ企業は強いんですよね。

個人投資家としては、その恩恵をちゃっかり預かるのが一番ベストな選択肢だと思います。

また、各国が利上げを考える中、人口減少のリスク+金融緩和を日本が続ける…という政策から、今後も円安トレンドだと考えています。

・日本は今後、長期的に円安トレンドになっていく!その理由と根拠を解説します

アリババはNY市場に上場しているのでドル建てで購入出来ます。

円安に動けば為替益も期待出来るので、そこも投資するポイントですね。

個人的に、ドル円は円安トレンドが続くと考えているので、ドル建て投資はプラス材料です。

・日本は今後、長期的に円安トレンドになっていく!その理由と根拠を解説します

中国政府の強引な外交のやり方や、人権無視などモラル的に「うーん…」と思うところはありますがね。アリババ自体はイノベーティブな企業なので、政府が足を引っ張らない事を祈るのみです。

2018年はブロックチェーン技術が鍵を握る

2018年は仮想通貨に使われているブロックチェーン技術がアリババをはじめIT企業の飛躍のカギになりそうです。

ブロックチェーン技術は、簡単に説明すると『絶対に改ざんされないデータ上の記録』です。

送金や決済システムに利用されており、大きな特徴は国をまたいでデータのやり取りを数秒で出来る点です。

ビットコインなどの仮想通貨の基盤システムとして使われており、詳しく知りたい方は下記の本が非常に分かりやすいのでオススメです。

仮想通貨というと、コインチェックの580億円ハッキング事件(2017年1月26日)などもあり、ブロックチェーンについて詳しくない人にとっては胡散臭いイメージが強いですね。

しかし、根本的なシステムであるブロックチェーンについて知れば、次のITの躍進に最も重要な技術だということが分かります。

キャッシュレスが進む中国のIT企業アリババも、間違いなく活用していくでしょう。

Amazonがクラウドサービスで収益を劇的に上げたように、ブロックチェーンが次のIT企業の株価爆発の材料になるかもしれません。

アリババがブロックチェーン技術にどうアプローチするのか、要チェックしておきましょう。

このブロックチェーン技術によって、キャッシュレス社会、キャッシュレス決済、及び銀行とITの融合がさらに進み、アリペイを始めとした決済システムも国を超える可能性が出てきました。

既にGoogleはリップルという仮想通貨に出資して、米政府と一丸になって金融改革を推し進めています。

私のアリババ株の損益を公開(随時更新)

2017年7月7日にNISA口座で買い付けましたが、1ヶ月後の現在(8月7日)は円貨で+8%の含み益です。

AmazonやGoogleの株価推移の例を見ると、このまま右肩上がりで買い場なしの動きになりますが、中国株なのでどうなるか…といったところですね。余裕があれば、投資比率を増やそうと思います。

ただ、私の基本ポートフォリオは次項で書いたように、先進国株式インデックス+南アフリカランドの分散投資なので、あまり個別株の比率を増やしすぎないよう、調整しながらの投資になると思います。

アリババの株は楽天証券やSBI証券の『米国株式』から購入出来ますよ。

追記:2017年8月21日現在

あっという間にアリババの株価は上がり、+15%を突破しました。

ドル建てですと、+20%です。トランプ大統領の人種差別問題にも無風で、ズバズバ株価を上げています。このまま上昇を続けるのか、引き続き観察していきます。

追記:2017年10月8日現在

+24%です。

今のところ、アリババ自体に不安材料は無いですね。

どちらかと言うと、北朝鮮問題など政治的なリスク、カントリーリスクの方が大きいです。

下記の記事で、日本におけるアリペイの進捗が書かれています。

中国モバイル決済、アリペイが日本でぶつかる壁

日本は電子マネー対応が遅れているので、苦戦しそうです。ライバルであるテンセントの決済システムとも競合で、どちらが勝つか、まだ分からない状況ですね。

・中国人の人生はアリババ次第? 信用情報機関「芝麻信用」の格付けが猛威

信用情報をビッグデータとして持っているのは強いですね。
Googleと同じように、顧客データは今後も重要な資産である事に間違いありません。
まだまだホールドしておきます。

海外株の弱点「円高トレンド」でも利益を出す方法

私は米国株中心に投資をしていますが、米国株の弱点は円高です。

私は長期的に円安を予想していますが、必ず定期的に発生する一時的な暴落(チャイナショックなど世界株安)の際は、どうしても円高になってしまいます。

円高になると、為替損が出るので、含み益が減って損した気分になりますね。

そこでオススメなのが、FXでショート(円高に賭けること)ポジションを取って、円高トレンドでもキッチリ利益を確保する方法です。

国内FX口座ですと、レバレッジが25倍までしかかけられないので利益は小さいですが、海外FX口座ならレバレッジ上限も高く、短期間で大きく稼ぐ事が出来ます。

私がデイトレで愛用している海外FX『XM』はレバレッジ888倍まで可能なので、少ない元手で1日100万円を稼ぐ事も可能です。

詳しくは下記の記事にてどうぞ。

・海外FX『XM』のハイレバレッジ取引で1日100万稼ぎました。その手法とトレード画面を公開

FXについて知りたい方は、下記の記事をどうぞ。

・FXとは?なぜ稼げるのか小学生でも分かるように解説します

現物株しかやっていない人にとって、FXやレバレッジは怖い…と思うかもしれません。

しかし、ドル円であれば急激に動く事も少ないので(大きく動いても2円~3円)レバレッジを大きくかけないと逆に稼ぎになりません。

円高局面でも稼げるように、FX口座は開いておいた方が良いですよ。







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