米ドル円をスワップ金利狙いで保有するメリット・デメリット

日本の金利は、相も変わらず低く、銀行金利は良くて0.1%。
預金通帳に預けていても、一向にお金が増えない…という状況が続いています。

リーマンショック以降、各国足並みを揃えて量的金融緩和と利下げを行ってきたので、日本以外の国も低金利になりつつありますが、ようやくアメリカが先頭を切って利上げを始めました。

米ドル(アメリカドル)円のスワップ金利も1.4%ほどに回復し、スワップ金利狙いの米ドル円トレードも選択肢に入れる価値が出てきました。

今回は、米ドル円をスワップ金利狙いで保有するメリット・デメリットを紹介します。


米ドル円はFXの基本となる通貨ペア

恐らく、多くの人がFXにおいて最初に触れる通貨ペアが米ドル円ではないでしょうか?

米ドル円は、為替のニュースでも一番に紹介されるメジャーな通貨ペアであり、世界の景気が良いと円安、悪くなると円高…という比較的、分かりやすい動きをするため、手を付けやすい通貨ペアです。

為替レートは、概ね80円~120円レンジで動いており、自民党による物価上昇率2%を目標とした量的金融緩和が行われて以降、チャイナショックなどの暴落時を除いて徐々に円安に進んでいます。

▼ 米ドル円10年チャート

リーマンショック後はアメリカの利下げと量的金融緩和により、スワップ金利が相当下がっていたのですが、昨今はアメリカの利上げもあり、米ドル園のスワップ金利は1.4%ほどまで回復しています。

私のように、米ドル円はデイトレードやスイングトレードといった短期トレードで扱う人も多いと思いますが、スワップ金利狙いの長期保有(積立投資)においても、米ドル円はオススメ出来る通貨ペアになってきました。

米ドル円でスワップポイントを稼ぐメリット

日本の銀行金利が0.1%ですから、為替レートで損益が揺れ動くとは言え、年1.4%の金利はオイシイですよね。

100万円を米ドルに変えて保有していれば、1年で1万4000円ほどのスワップ金利が貰えます。

銀行預金にあずけていたら、たった1000円です。

スワップ金利で稼いだ分を、さらに投資に回せば複利でどんどんお金が増えていきますから、やはり金利は大きい方が資産運用には適しています。

米ドルは経済大国アメリカの通貨ですから、デフォルトリスクはほぼ0%に近いです。

米ドルは世界の基軸通貨ですから、個別株のように50%以上の大きな暴落も起きず、レバレッジをかけていなければ落ち着いて長期保有が出来て、スワップ金利をコツコツ稼ぐ事が出来るのがメリットですね。

また、米ドルはスワップ金利が年5%~10%と高い南アフリカランドやトルコリラなどの高スワップ通貨に比べて、金利が低い分、価値が安定している通貨になります。

「ハイリスク・ハイリターンな通貨に投資するのは怖い」

という人は、米ドル円でスワップ金利を稼ぐという選択肢が一番ベストです。

スワップ金利目的であれば、デイトレードやスイングトレードのように相場に張り付く必要もありませんから、手間暇をかけず落ち着いた姿勢でコツコツ投資出来ます。

為替の損益は出ますから「なぜ円高(円安)になったんだろう? 調べてみよう」と世界経済・世界情勢に対するアンテナも高くなります。

実際に身銭を切って投資をしてみないと、勉強のやる気は起きませんから、

「これから投資の勉強をしていきたい!」

という初心者の方にもオススメの通貨ペアです。

米ドル円でスワップポイントを稼ぐデメリット

デメリットとしては、ローリスクな分、ローリターンである事です。

年1.4%のスワップ金利は、悪くはありませんが、投資として考えるとやはり物足りない数字です。

私は先進国株式インデックスと南アフリカランドを組み合わせて、年率10%をターゲットに資産運用を行っていますが、よほどの大金持ちでない限り、投資をするならこれくらい攻めの投資を行わないと資産が思うように増えていきません。

また、先進国株式インデックスに投資している人は、米ドルに投資する事でアメリカへの投資比率が大きくなってしまいます。

先進国株式インデックスは、GDPや経済の規模に合わせて組み入れる株式を決めているので、半数近くが米国の株式に投資するポートフォリオになっています。

そのため、先進国株式インデックスに加えて米ドルに投資すると、米国の株+米国の通貨の比率が異常に大きくなってしまい、分散投資によるリスクヘッジ機能が弱くなってしまいます。

「卵は一つのカゴに盛るな」という投資格言があるように、いくらアメリカが世界経済の中心であっても、未来は誰にも分からないのですから、一極集中は避けるべきです。

先進国株式インデックス+豪ドル or 南アフリカランド等の組み合わせにすれば、アメリカへの投資比重はおさえる事が出来ます。

私が南アフリカランドを組み入れている理由は、スワップ金利や将来性はもちろんですが、アメリカ一極集中を避けるため…という理由もあるのです。

米ドルは世界の基軸通貨なので、破綻して価値が0になる事は無いと思いますが、株や途上国の通貨(南アフリカランド)のように、今後の経済発展によって価値が上昇する可能性も低いでしょう。

先進国通貨の場合、通貨価値は日本と対象国の金利動向によって変動しますから『将来の成長に向けて投資』といったシナリオは成り立ちません。

その代わり、トルコリラのように『シリア問題による治安悪化で国の基盤が危うい』といった国そのもののリスクは低いですから、このリスクとリターンをどう考えるか…というのが判断基準になりそうです。

北朝鮮が核ミサイルをアメリカに打ち込んだら? と極端なシナリオを描く人もいますが、そうなったらアメリカのみならず全世界の経済が終了しますので、武器と核シェルターに投資すれば良いと思います。

まとめ:初心者がローリスク・ローリターンで始めるならオススメの投資方法です

まとめると、米ドル円をスワップ金利目的で長期保有する投資は『ローリスク・ローリターン』な投資です。

私はミドルリスク・ミドルリターン狙いなので年1.4%のスワップ金利に投資する気にはなれませんが、FX初心者で、とにかく損をしたくない…という方は採用すると良いでしょう。

米ドル円は、保有していれば円高・円安トレンドの発生条件や、イベント時に相場がどう動くかだんだん理解出来るようになってくるので、米ドル円の長期保有 → デイトレードやスイングトレードに挑戦…とステップアップすることも出来ますよ。

こちらも合わせてどうぞ。

・スワップポイント狙いなら損切りは必要ない!FXにおいて損切り貧乏を避ける方法を紹介

・日本は今後、長期的に円安トレンドになっていく!その理由と根拠を解説します

私がオススメするFX口座

FX取引を始めるには、FX口座を開設する必要があります。 私がオススメするFX口座はDMM FXです。



DMM FXは国内人気No1のFX口座で、DMM.comが運営するFX口座です。
通貨間のスプレッドや手数料が最安で、スマホでの操作もやりやすく、初心者にオススメのFX口座です。

口座開設も5分で出来るので、ぜひDMM FXでFXデビューをしてみましょう。

今ならキャンペーンでキャッシュバックも貰えてお得ですよ。

DMM FX 口座開設はこちら







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする