スワップ金利狙いで豪ドル(オーストラリアドル)に投資するメリット・デメリット

スワップ金利で稼げる通貨として、これまで年利7%の南アフリカランド、年利10%のトルコリラを紹介してきました。

しかし、どちらも発展途上国の通貨ゆえ、どうしても通貨価値の変動率は高くなります。

1通貨あたりの価値が低い分、少ない資金でレバレッジ1倍取引が出来ますし、スワップ金利が高いため長期保有でリスクを吸収出来るのですが、いかんせん価値が不安定です。

「もう少しリスクの低い通貨は無いの?」

という方にオススメなのが、豪ドルです。

豪ドルは、オーストラリアの通貨で、昨今の平均レートは1豪ドルあたり80円。
先進国の通貨なので、比較的、円との為替レートは安定しています。

豪ドル円のスワップ金利は年1.5%前後。

今回は、スワップ金利目的で豪ドル(オーストラリアドル)に投資するメリット・デメリットを紹介します。


豪ドルでスワップポイントを稼ぐメリット

豪ドルでスワップポイントを稼ぐメリットは、なんといっても安定感です。

豪ドルを発行するオーストラリアは、資源が豊かな先進国であり、インフレ率、GDP、人口すべて安定しています。

▼ オーストラリアのインフレ率

▼ オーストラリアのGDP推移

▼ オーストラリアの人口推移

最低時給は17豪ドル(1500円)と高く、いかに国のインフレが順調に(ゆるやかに)進んでいるか分かりますね。

インフレが順調に進むという事は、経済のサイクルが回っていて順調に経済成長している証拠です。

人口は2300万人ほどしかいないのに、これだけ豊かでGDPも伸びている点を見るに、やはり資源のある国は強いなぁという印象です。

オーストラリアは石炭、石油、天然ガス、ウランなど、資源が豊富ですからね。

コアラや観光のイメージが強いと思いますが、実はオーストラリアは結構なお金持ち国家なのです。

また、ドイツや日本を苦しめる少子高齢化も、オーストラリアではどこ吹く風。

出生率はアメリカ同様「1.9人」と高く、そもそも移民で労働人口を増やしている国なので、今後も人口による問題は深刻化しないでしょう。

移民と聞くと、皆さんイメージとして浮かぶのが

「シリア問題」
「難民受け入れで治安が悪化したドイツ」
「シリアから移民を装って侵入されテロを起こされるトルコ」
「イスラム教徒が増え続けているスウェーデン」

といったネガティブなものが多いと思います。

しかし、オーストラリアはドイツやトルコのように陸続きで無いため、不法移民や難民が流入するリスクが非常に低いです。

またビザの審査も非常に厳格で、年々、永住権の獲得・不正移民の侵入が難しくなっていますから、ご安心下さい。
高学歴・手の職がある高度労働者や優秀な留学生のみ受け入れているようです。

日本もそうですが、海に囲まれているという島国の立地は、地政学リスクが非常に低くなるのです。

以上の事を踏まえると、オーストラリアは非常に安定した先進国と言えます。

国が安定している・経済基盤が強固という事は、通貨価値も政府がコントロール出来るため、安定したレートを保つことが出来ます。

▼ 豪ドル円の10年チャート

リーマンショック時に60ドル付近まで落ちていますが、その後は安定して75ドル~95ドルの間で動いていますね。

スワップ金利が1.5%前後と低いので、スワップ金利で為替損を吸収する…といった運用は期待出来ませんが、ドルコスト平均法でコツコツ買いを入れていけば購入平均単価をおさえられるので、安定したスワップ運用が出来ます。

「銀行に日本円を預けても年0.1%しか増えないから、それだったら豪ドルを買って長期保有をしてスワップ金利を稼ぐ」

と言う人も多いです。

日本の金利は、今後もしばらく上がりそうにありませんから、価格の安定した豪ドルに預けて1%以上の金利を得るというのは、貯金一本槍よりも良い手法だと思います。

まとめると、豪ドルでスワップ運用をするメリットは

・先進国の通貨なので変動リスクが低い

・少子高齢化や地政学リスクといった不安要素が少ない

・銀行に預けるよりも金利が高い

・ローリスク、ローリターンが狙える

といったところでしょう。

豪ドルでスワップポイントを稼ぐデメリット

価格が安定している豪ドルですが、デメリットとしては、やはりスワップ金利の低さ。

スワップ金利:年1.5%は、個人的にはもうちょっと金利が無いと…といった印象です。

以前はもう少し金利が高かったのですが、昨今はどの国も量的金融緩和を行い、利下げに走っているので、オーストラリアも例に漏れずスワップ金利は低下傾向にあります。

ただ、オーストラリアは景気が良いため、徐々に利上げを行っていくとは思います。

しかし、それでも年7%~10%のスワップ金利が期待出来る南アフリカランド、トルコリラと比べると、低いですね。

この2通貨に関しては、下記の記事で解説しています。

・南アフリカランドでスワップ金利を稼ぐメリット・デメリット。南アフリカランドの投資価値は?

・トルコリラでスワップ金利を狙うメリット・デメリットを解説。スワップ金利10%は魅力的だがリスクも大きい

また、1豪ドルあたりの価格が高いため、レバレッジ1倍で1万通貨の取引するためには、最低でも80万円ほど必要になります。

南アフリカランドであれば1万通貨でも10万円前後でレバレッジ1倍で買えますから、投資初心者でも気軽にポジションを持てます。

ただ、いきなり80万を投資するとなると、人を選びますよね。

もちろんレバレッジをかければ少ない軍資金で購入可能です。

レバレッジ3倍なら、約30万円で1万通貨のポジションを持つ事ができます。

レバレッジ3倍ですと、豪ドル円が23円ほどの下落しない限り強制ロスカットされる事がありません。1豪ドル80円なら57円になった時点でアウトです。

ただ、最安値を出したリーマンショック時でも、豪ドル円レートは60円弱だったので、レバレッジ3倍までなら強制ロスカットのリスクは低いでしょう。

レバレッジを3倍にすれば、もらえるスワップ金利も3倍になりますから、豪ドル円の実質的なスワップ金利は年4.5%になります。

ただ、レバレッジをかけると常に証拠金維持率に目を光らせないといけませんから、レバレッジは慎重に扱いましょう。

国内FX口座ですと、証拠金維持率50%を割ると強制ロスカットです。

ハイレバレッジの解説はこちら。

・FXのハイレバ投資をすればお金持ちになれるって本当?ハイレバレッジ投資の真実と嘘を解説します

まとめると、豪ドル円をスワップ運用するデメリットは

・スワップ金利が低い
・1豪ドルあたりの価格が高いので、レバ1倍で購入するためのハードルが高い

といったところ。

スワップ金利の低さはレバレッジで調整出来ますが、まだレバレッジを上手く扱えない人は、南アフリカランド等の1通貨の価格が安い通貨を選び、レバレッジ1倍で運用しましょう。

まとめ:豪ドル円でスワップ金利を稼ぐならレバレッジ必須です

豪ドル円の政策金利は、昔はもっと高かったのでスワップ金利も旨かったのですが、今は利下げで1.5%まで落ちてしまいました。

しかし、オーストラリアという国自体は、

・海に囲まれているため地政学リスクが低い
・資源が豊富

といった特徴を持つため、通貨レートが安定しています。

レバレッジ3倍までなら、強制ロスカットリスクも低いです。

それでもスワップ金利は4.5%前後なので、南アフリカランドやトルコリラのスワップ金利には届きません。

通貨レートが安定した先進国通貨にレバレッジをかけてスワップを稼ぐか、あるいは通貨レートは不安定だけどレバレッジをかけずに通貨取引が気軽に出来る途上国通貨でスワップを稼ぐか。迷うところですね。

どちらも組み合わせてリスクを分散する…という手もあります。

私は先進国株式と南アフリカランドを組み合わせて稼いでおり、昔はトレードしていましたが、今はもう豪ドル円は触れていません。

今後、長期的には円安トレンドと予想しているので、豪ドルに投資するのも悪くない選択肢ですよ。

スワップ金利だけは、もう少し上向いて欲しいんですけどね…!

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