スワップポイント(スワップ金利)で稼ぐ方法と仕組み。実例付きで詳しく解説

FXの仕組みや、為替のレートで利ざやを稼ぐトレードの仕組みについては、『FXとは?なぜ稼げるのか小学生でも分かるように解説します』で詳しく紹介しました。

しかし、FXにはもう1つ稼ぐ方法があるのです。

それがスワップポイント(スワップ金利)で稼ぐ方法です。

スワップポイントと言うと、聞きなれない単語ですが、簡単に説明すると

【通貨間の金利差で生じる金利】

の事を指します。

ちょっと分かりづらいですね。

では、具体例として、南アフリカランド/円のスワップポイントを見ながら、スワップポイントの仕組みと稼ぐポイントについて理解していきましょう。


通貨間の金利差を理解しよう!南アフリカランド/円のケース

日本の政策金利は、0.1%と非常に低いです。

銀行にお金を預けても、まったく利息が増えていきません。

100万円を1年預けても、年間1000円しか増えないのです。これでは、ATM手数料や振込手数料で消えてしまいますね。

一方、南アフリカの通貨「南アフリカランド」であれば、金利は7%です。

日本円の金利との差は6.9%ですね。

(南ア金利:7% – 日本円金利:0.1% = 6.9%)

FX取引で南アフリカランドを購入した場合、ランドを保有している限り、この年6.9%の金利が貰えるのです。

これがスワップポイント(スワップ金利)という仕組みです。

もっとシンプルに説明するなら

「FXトレードを利用して、海外で預金をして利息をもらう」

といったイメージですね。

スワップ金利・スワップポイントと呼び名が違うのでややこしいですが、要するに利息です。

日本で銀行に預けていても年0.1%ずつしか増えない(メガバンクなら更に低い!)
だったら、利息がもっと高い海外で預金しよう!

という発想で稼ぐのが、スワップ金利、もといスワップポイントで稼ぐ投資なのです。

外貨預金と仕組みは一緒ですが、FXトレードを利用したほうが手数料が格安ですし、日本円に戻したい時はいつでも戻して出金出来るので安心です。

さらに、スワップポイントは毎日日割りで付与されるのも嬉しい点ですね。

各通貨のスワップポイントは証券会社でチェックできる

スワップポイントは国の政策金利によって上下します。

スワップポイントがいくら貰えるのか、証券会社のスワップポイントカレンダーに表示されているので、確認しておきましょう。

例えば、これはDMM FX証券のスワップポイントカレンダーです。

「買」のところに表示されている数字が、1万通貨を保有していた時に貰える1日分のスワップポイント(単位:円)です。

相場が動いていない休日はスワップポイントが付与されません。休みの分は、付与日数が「3」と書かれている曜日に一気に付与されます。

一番右の南アフリカランドを見て下さい。

南アフリカランドを1万通貨保有していた場合、1日に貰えるスワップポイントは、このカレンダーですと18円ですね。

スワップポイントは預金金利と同じく、365日貰えますから、

18円×365日=6570円

これが南アフリカランド1万通貨を1年間保有していた場合のスワップポイント(利息)です。

この日付の南アフリカランド/円のレートは約8.5円なので年利は約7.5%~8%ですね。

・計算式

8万5000円(南アフリカランド8.5円×1万通貨)×8% = 6800円

一番左のNZドル(ニュージーランドドル)ですと、1日あたりのスワップポイントは53円です。

NZドルを1万通貨、1年間保有していると貰えるスワップポイントは下記の通り。

53円×365日 = 1万9345円

NZドルのレートはこのカレンダー日では1NZドル=82円でしたので、1万通貨保有すると82万円。

年利回り2.4%ほどになりますね。

・計算式
82万(NZドル82円×1万通貨)×2.4% = 1万9680円

上記はザックリした計算による利回り計算なので、もっと正確なスワップ金利が知りたい方は、下記の利回り計算機を活用して割り出しましょう。

・年間利回り計算機

試しに、米ドル円のスワップ金利を計算してみましょう

・計算式

1ドル=112円のレートで計算:1万通貨の値段は112万円
スワップポイント1日39円:1年分(365日)のスワップポイントは1万4235円

1年後、同じレートで売却したと仮定:受取る金額は113万4235円

1年運用した時のスワップポイント利回り:1.27%

スワップ金利が低い米ドルでも、1%を超えています。

こうして見ると、いかに日本が低金利か分かりますね。

FXを利用してスワップポイントを稼ぐ手法は、低金利の日本においては非常に有利な投資手法と言えるでしょう。

もちろん、購入した時よりも円高になれば為替損が発生しますが、逆に円安になればスワップポイントに加えて為替益を得る事も出来ます。

スワップポイントの高い通貨は南アフリカランドとトルコリラ

「なんで南アフリカランドなの?」

と思った人も多いと思います。

分かりやすくするため、日本円と一番金利差のある南アフリカランドを選んだ…という理由もありますが、一番の理由は、南アフリカランドが一番スワップポイントで稼ぎやすいから…という理由です。

一般的に政策金利は、発展途上国の方が高い傾向にあります。

特に金利が高いのが南アフリカランドとトルコリラです。

どちらも金利7%~8%で推移しており、通貨の変動額が大きく不安定な分、スワップポイントで大きく稼ぐ事が出来ます。

100万円を南アフリカランドにして年7%のスワップポイントを貰えば、1年で7万円もの利息を得ることが出来ますね。

外貨預金よりFXでスワップポイントを稼いだ方がお得な理由

FXのスワップポイントで稼ぐ仕組みは、外貨預金とほぼ一緒です。

金利の高い国の通貨を買って、その国の金利を得る。シンプルですね。

しかし、銀行の提案する外貨預金は、非常に為替レートが高く、また手数料が高いものが多いです。

それどころか金利も銀行独自のレートによって抜かれており、まったくフェアなトレードでないものが多いです。

銀行の外貨預金は、FXと違い手続きをすべて銀行がやってくれるとはいえ、これではリスクに見合った金利を得ることが出来ません。

FXトレードを利用したスワップポイント稼ぎなら、銀行に中抜きされる心配もなく、手数料もスプレッドのみです。

スワップポイント狙いのFXトレードは、非常にシンプルで簡単ですから、外貨預金を考えている方はFX口座で購入することをオススメします。

米ドル円のスワップポイントは?

ちなみに米ドル/円のスワップポイントは2017年現在、1%前後なので、あまり期待出来ません。

リーマンショック前は米金利は2%以上あってので、米ドル/円でもスワップポイントを確保出来たのですが、リーマンショック以降は各国、量的緩和政策による低金利政策に舵を切ったのがスワップポイント低下の原因です。

しかし、現在FOMCによって進められているアメリカの利上げが順調に進めば、日米の金利差も開いていくので、米ドル/円のスワップポイントも徐々に上昇するでしょう。

私はドル円ペアに関しては、スワップポイントでの稼ぎは狙わず通常のトレードで利益を取っていますが、今後、米国政策金利が上がり、スワップポイントに旨味が出てきたら、スワップポイント狙いもありだと思います。

スワップポイントで稼ぐコツは長期保有すること

一般的に、スワップポイントで稼ぐコツは長期保有することです。

通常のFXトレードで稼ぐ場合は、為替レートの差額で利益を出すため、長期保有する事はありません。

スイングトレードでも数日~数ヶ月で決済します。読みを間違えたと感じたら損切りしますし、利益が出たら利確をします。

しかし、スワップポイントで稼ぐなら、損切りをせず、じっくりスワップポイントを貯め、積立て投資をしてリスクをおさえて稼ぐ方法が一番ベストです。

スワップポイントで稼ぐ利点は、何と言っても長期保有すればするほど、為替損を吸収出来るという点です。

例えば、南アフリカランドを5年保有すれば、スワップ金利7%×5年=35%の金利を手に入れる事が出来ます。

例え、1ランド10円で購入したものを1ランド9円(為替損10%)で売っても、差し引き25%の金利益を得ることが出来ます。

5年で25%の利益なら、年間5%の利回りと、まずまずの成績ですね。

逆に南アフリカランドが値上がりすれば、スワップポイントにくわえて為替益も手に入ります。

金利の高い通貨でスワップポイントを貯める手法は、いってみれば配当金を出す優良株と同じ扱いです。配当金7%の株と考えると、もの凄くリターンの良い投資ですね。

もちろん、南アフリカランドにはメリット・デメリットそれぞれあるので、特色をよく理解してから投資額を決めるようにしましょう。

・南アフリカランドでスワップ金利を稼ぐメリット・デメリット。南アフリカランドの投資価値は?

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