FX初心者でも分かるファンダメンタルズ分析のやり方。考え方から重要指標まで紹介

こんにちは! FXトレーダーのゼウスGです。

最初に書いたFXとは?の記事において、FXトレードは究極的に円高か円安かの二択勝負と書きましたが、だからといって当てずっぽうにトレードをしても、お金が溶けていくだけで勝てません。

それこそ投資ではなく、ただのギャンブルになってしまいます。

FXトレードで勝つためには、戦略をしっかり身につける必要があります。

FXトレードには代表的な2つの戦略があります。

1つがファンダメンタルズ分析。
もう1つがテクニカル分析です。

先に言っておきますが、私はファンダメンタルズ分析8割、テクニカル分析2割でトレードをしています。

一応、テクニカル分析も紹介しますが、当ブログでは基本ファンダメンタルズ分析で利益を上げていく方向ですよ、ということを覚えておいて下さいね。

テクニカル分析だけで勝負したい人は、テクニカル分析のプロのブログを参考にしましょう。

個人的にですが、ファンダメンタルズ分析は、世界経済の仕組みや各国の動向など経済の勉強をしないといけないので、勉強嫌いの人はテクニカル分析に偏る感じがします。

しかし、私は勉強嫌いの人はFXで安定して利益を上げる事は出来ない…と個人的に思っているので、ファンダメンタルズ分析を軽視するのはオススメしません。

テクニカル分析だけで利益をあげる人もいますが、ほとんど職人業で、初心者や凡人が真似出来るものではありません。

なので、FX初心者はファンダメンタルズ分析から入って、その後、1割~2割ほどテクニカル分析を入れたトレードをおすすめしています。

最終的には

「どのトレードスタイルが自分に合っているか?」

という話になりますが、いきなりテクニカル分析オンリーでのトレードは負ける確率が高いので、注意しましょう。

この記事では、ファンダメンタルズ分析(概要・指標など)について初心者でも理解出来るよう、詳しく説明していきます。

テクニカル分析については、他記事で紹介しておきます。この記事では触れません。

それでは、FXにおける代表的な戦略『ファンダメンタルズ分析』について、詳しく紹介していきたいと思います。


ファンダメンタルズ分析とは?

ファンダメンタルズ分析は、為替レートに影響を与える各国の景気動向や金利、政策、中央銀行の要人発言などを指標に、円安・円高のトレンドを予測する手法です。

例えば、最近の出来事で言えば、トランプ大統領の当選(アメリカ合衆国大統領選挙)ですね。

トランプ大統領が当選確実になった瞬間に、一気に円高に動き、一時は1ドル100円を割りました。

その後、トランプ大統領の減税政策などへの期待から円安に戻るという、ダイナミックな動きがありました。

世界経済を牽引するアメリカのトップが、差別主義で何をするか予想の出来ないトランプ氏になった事で、途端にリスクオフ&パニック売りが起きたのですね。

多くの投資家は、いくらトランプ氏が庶民に人気でも、何だかんだでヒラリー・クリントンが当選すると予想していましたからね。

トランプ氏の当選時の動きは、一番簡単なファンダメンタルズ分析の実例と言えるでしょう。

イギリスのEU離脱なども、トランプ氏の時と同じ。
予想外の方向に結果が動いたため、リスクオフによる円高トレンドが形成されたのです。

米FOMC政策による金利発表(利上げ)も分かりやすいファンダメンタルズ分析の材料ですね。

米国が利上げをすると、みんな米ドルを買いたい! という流れになるので、円安ドル高のトレンドが形成されます。

利上げをするという事は、ドルの利息が増えるということ。

量的金融緩和によって金利がほとんどゼロに近い円を持つよりも、利息がしっかり付くドルを投資家が買いに行くのは当然の流れでしょう。

ただし、雇用統計や米個人消費支出(PCE)が悪いのに、利上げに対して強気だったりすると、投資家は「景気が怪しいのに利上げして大丈夫なの?」と不安を抱き、利上げ発表にも関わらず円高になる事もあるので、単純に利上げ発表=即座に円安、と考えないようにしましょう。

ファンダメンタルズ分析のコツは、1つの指標だけ見るのではなく、総合して景気を分析し、ポジションを持つ事です。

以上のように、ファンダメンタルズ分析とは、世界経済の動きや指標を分析して、大まかな流れを予想する戦略になります。

FX初心者向けに、ファンダメンタルズ分析でよく使われる指標を紹介します。

米雇用統計

ドル円のFXで一番メジャーな指標といえば、米国雇用統計です。

米国雇用統計とは、米国における非農業部門雇用者数と失業率を表す統計で、アメリカの景気先行きの指標として使われています。

雇用者数が予想より少なければ「アメリカの景気が良くない!」とリスクオフのムードになって円高になります。

逆に予想通り、予想以上に雇用者数増加、失業率低下が見られれば「アメリカの景気が加速してる!」と円安になります。

短期間で50pips~1円以上動く時もあり、ドル円チャートに大きな影響を与えています。

雇用統計の発表後、少し上下してからトレンドを形成するケースも多く、値動きは単純ではありませんが、米雇用統計の発表日はFXトレーダーにとって月1回の大きな稼ぎ時(勝負所)と言えるでしょう。

米雇用統計の発表前からポジションを持つ人もいますが、私は基本的に後出しで、発表後の流れを見つつ、トレンドが形成されたと判断してからポジションを取ります。

米雇用統計は日本時間で毎月第一金曜日に発表されます。

・夏時間は午後9時30分
・冬時間は午後10時30分

というスケジュールになっているので、忘れずにチェックしておきましょう。

発表は夜ですから、サラリーマンの方でも参加出来ます。

リアルタイムで大きく値が動く米雇用統計は、株式投資では味わえないFXの醍醐味とも言えますね。

2017年の米雇用統計のスケジュールは下記の通りです。

・2017年米雇用統計の日程(日本時間)

1月6日 22時30分
2月3日 22時30分
3月10日 22時30分
4月7日 21時30分
5月5日 21時30分
6月2日 21時30分
7月7日 21時30分
9月1日 21時30分
10月6日 21時30分
11月3日 21時30分
12月8日 22時30分

米FOMC政策金利発表

最初に触れましたが、米FOMC政策金利発表は重要な指標になります。

FOMCは、米国における金利や為替レートの方向性を決める会議です。
連邦公開市場委員会と呼ばれ、日本で言うところの日銀金融政策決定会合です。

アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)のお偉いさんが集って、国債の買いオペや利上げ等、経済において重要な政策を決めていきます。

難しい用語が並んでいますが、要するに

「アメリカの景気を良くするため――つまり、バブルを防いで緩やかに景気拡大するよう、銀行の皆で会議して、いろいろ決めていこうぜ!」

という会議です。

このFOMCの声明文によって、ドル円レートは大きく動きます。

昨今の動向で言えば、利上げのペースをどうするのか? という点が為替に大きな影響を与えていますね。

利上げが予想通り行われれば、円安ドル高になっていきますし、利上げペースが鈍化すれば「アメリカの景気は悪いのでは?」という投資家心理が働き、円高ドル安になります。

米雇用統計などの指標が悪く、景気の雲行きが怪しいのに、FOMCの声明文では利上げに対して強気ですと、これまた不安が広がって円高ドル安になります。

FOMCの声明と、投資家の目線。この2つをしっかり見極めて分析していく事が、FXで勝つためのポジションを持つコツと言えるでしょう。

FOMCは、約6週ごとに開催されます。年8回。

発表時間は、開催最終日の

・夏時間は午前3時15分
・冬時間は午前4時15分

に発表されます。

日本時間ですと真夜中ですので、リアルタイムにFOMCの発表時にトレードするのは大変です。

ですので、FOMCの発表は、あくまで短期ではなく中期~長期目線(1週間~1ヶ月)でトレンドを捉える指標にしましょう。

米国個人消費支出

個人消費支出とは、国民一人一人がどれだけ消費をしたかを表す指標です。

自動車や家電製品、食料、衣類などが対象になります。

米国のGDPにおける6割から7割が個人消費によって支えられており、個人消費が鈍化すると「不景気(デフレ)の前触れ」として捉えられ、リスクオフの円高が進みます。

また、個人消費は先ほど紹介したFOMCの金融政策にも大きな影響を与えるので、FOMCの発表と合わせて分析の材料にしましょう。

米国個人消費支出は、項目が5種類ほどありますが、最も重視されるのが小売売上高です。

小売売上高は、アメリカ国内の百貨店やスーパーの売上データを、米商務省サンセン局が推計して発表されます。

アメリカ国内で、どれだけ個人が買い物をしたかの指標になるので、景気の流れが掴みやすい指標と言えるでしょう。

消費が活発であれば好景気、逆に消費が低迷していたら不景気…といったイメージで捉えて下さい。

小売売上高は、-1%~2%で推移しており、事前に出される市場予想より下回ると円高に。上回ると円安に動きます。

30pips~50pipsほど動くので、注意が必要です。

小売売上高は毎月第二週に発表されます。

短期間の為替レートだけでなく、その後の米国経済を占う指標なので、なるべくこまめにチェックして分析をすることが重要になります。

初心者は、上記3つの指標をチェックしておけばOK!

いかがでしたか?

ファンダメンタルズ分析は、様々な世界の要因を分析して、為替レートを予想する戦略ですが、経済の知識や専門用語が分からないFX初心者にとって敷居が高いように見えるかもしれません。

しかし、実際にトレードをしながら、ニュースを読み解いたり、分からない単語を調べていけば、必ずファンダメンタルズ分析の腕は上達します。

私も最初の1年は、専門用語だらけで、何がなんだか分からないまま、コツコツと調べながらトレードをしていました。

1年経ってようやく世界経済の流れや重要イベントの意味が分かるようになりました。

ファンダメンタルズ分析は取っ付きにくい点もありますが、FXで安定的に稼いでいくためには避けては通れないテクニックです。

FX初心者の方は、まず上記3指標と為替の動きをチェックしてみましょう。

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